2009年12月14日
娘が生きていれば年が明けたら成人式を迎えます。
娘の中学時代の同級生から2本の電話がありました。
1本目は成人式の日に亡き娘の写真を借りて一緒に連れて行きたいとの申し出。
2本目は同級生らで亡き娘にお参りに行きたいとの申し出。
娘の事を想って申し出てくれた同級生の気持ちがとても有難かったです。
娘の事忘れないでいてくれて有難うございます。有難い気持ちでいっぱいです。
しかし私は、この2本の電話の申し出をお断りしました。
やはり、晴れて成人式を無事迎えられるお嬢様方を目にするのは辛過ぎて
笑顔でお茶を出したりお持て成しをする自信が在りませんでした。
何より彼女らが帰った後にどんな気持ちに成るのか察しが付いているから。
家の子だけが取り残された気分になり、可哀想で堪らなくなるのが分かりきってたから。
「お参り」とか、「写真だけ成人式」とか、、、お気持ちはとても嬉しいのですがごめんなさい。今はどうしても無理なので無礼をお許しください。
本当なら生きた娘が振袖を着て出掛ける筈だったのに。