2016年7月16日
今日は亡き娘の27歳の誕生日。健在ならどんな誕生会をしていただろうか。
普通の若者たち同様、生きてて当たり前の歳なのに
私の娘は親より先にこの世を去って仕舞いました。
『娘が生きてたら今頃どんな暮らしをしていただろうか』と考える。
たったの17歳でこの世を去るなんて娘本人も思って無かったでしょう。
娘の死を未然に防げなかった当時の自分を責めまくって殴ってやりたい。
あの時、こうして居れば、ああしていれば、と考えるのに
後に成って考えても もう遅い。娘が不憫で悔しくて気が狂いそうになる。
他所の子はこの世で変わらず楽しんでるのに
どうして家の子は死んでしまったの!
私の命と娘の命を交換出来るなら迷わず自分の命を差し出せます。
「逆縁」は親にとって本当に酷過ぎる試練で、生きる気力と未来図を奪ってしまう。
空気を吸う事さえ亡くなった我が子に申し訳ない。
生きながら地獄を味わうのってこういう事を言うんだ。
でも、年若くこの世から命を奪われ、
2度とこの世に戻ってこれない娘の方がずっと可哀想だ。
毎日当たり前に聞いてた「ただいま~」という声を聞けなくなって
どれ位の月日が流れたでしょうか。
反抗期に親子げんかした事もあったな。、
今思えば反抗期の親子喧嘩なんて苦労のうちに入らないと思える。
逆縁は嫁に行ったとか、留学したとか。そんな事と差し替えられるほど甘い世界じゃない。
子は親より先に逝くべきではない存在で
子の死を心づもりしている親など特別な事情が無い限り居ない。
愛の深さがどんな存在よりも格段上にあるからいつまでも悲しみが癒えない。
痛い思いをさせて死なせてしまい、
この世でもっともっと楽しい事を経験させてやれなかった事が無念で仕方ない。
家の娘は17年間だけというあまりにも短すぎるあっという間の生涯でしたが
17年間、精一杯生きました。
私のもとに生まれてきてくれて有難う。今度生まれ変わったら又あなたの母に成りたい。
2度と親より先に死なせない。
